「無名の人が電子書籍を出版しても売れない」という声を聞きます。しかし、作家でもベストセラーを出す人は限られています。その印税で暮らしていける人はほんの一部しかいません。
作家でさえも大変なのに、電子書籍なんて出版しても何の意味も無いじゃん! と思うかもしれませんがそれは違います。
日本の電子書籍は発展途上にあるので、スタンダードな活用方法がまだ生まれていません。だからどうしても「印税で儲けること」に頭がいってしまいます。
しかし、電子書籍を出版する意味は「印税」だけではありません。実は、電子書籍を出版することによって、「あなたのファンを作ること(ブランディング)」も、「あなたのお客様を見つけること(集客)」も可能なのです。
発展途上だからこそ沢山のチャンスがあります。日本における電子書籍市場は、まだイノベーターとアーリーアダプターの中間ぐらいです。
そのことを踏まえたうえで、個人が電子書籍を出版する意味や可能性を考えることで、新しい視点が見えてきます。