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あなたの「電子書籍アンバサダー」を増やして電子書籍を世界に広めよう


 アンバサダーとは「大使」のことで、近年、企業の商品やブランドを広める人たちとしてマーケティングにも取り入れられている。

 「電子書籍アンバサダー」は、あなたの大ファンで、信頼できる人物のことだ。彼らにクチコミや宣伝をしてもらい、あなたの電子書籍、サービス、会社などを沢山の人に知ってもらうチャンスを作り出す事ができる。

 一方的な広告よりも、実際にあなたの書籍を読んだ人のクチコミの方が信頼度は増すはずだ。そういう人達(アンバサダー)を増やしていく事で、着実に知名度は上がるだろう。

コンテンツ目次

アンバサダー導入の注意点

 一方で、アンバサダー手法を使う場合に、注意しなければいけない点が幾つかある。以下の注意点を確認の上、あなたも「電子書籍アンバサダー」を増やしてみてはいかがだろう。

(1)アンバサダーに報酬を支払わない

 報酬を支払ってしまったら、アンバサダーの定義には当てはまらなくなる。
 最高のアンバサダーは「あなたの電子書籍を誰かに紹介したい」と自発的に思う人たちだ。
 あくまでもあなたの純粋なファンであることを忘れてはならない。

(2)アンバサダーに手間を掛けさせない

 幾らファンでも、日常生活に支障が出るような活動はさすがに出来ない。簡単かつ楽しくシェア出来るような仕組みを提供しよう。

(3)アンバサダーの発掘と活性化は継続的に行う

 あなたの電子書籍を広める為には、アンバサダーの活動が継続的に続くようにしなければ、それ以上の成功は望めなくなる。また、良質なアンバサダーが沢山いればいる程、あなたの電子書籍は世の中に広がっていくだろう。
 そのためには、アンバサダーの発掘とコミュニティの活性化を怠ってはならない。

(4)アンバサダーの意見に耳を傾け、彼らのやる気を出す

 アンバサダーはあなたの味方であるのだから、あなたやあなたの電子書籍の知名度が上がる事を望んでいる。
 アンバサダーのモチベーションを持続させる為にも、あなたと仲間であると意識付けさせる必要がある。

(5)結果を追跡して最適化する

 どのアプローチが効果的だったのか、駄目だったのか、検証する必要がある。
 そこで得られた結果は電子書籍以外のアプローチとしても使えるだろう。

熱い一人のファンが、十人の新しいファンを連れてくる

 アンバサダーを生み出す事で、あなたの電子書籍は一気に認知されていくだろう。

 焦る必要はない。最初は熱いファンを一名見つけることが大切だ。一人が十人になり、十人が百人へと増えていく。気づいた時には、あなたの周りには多くの仲間が集まっているだろう。


この記事の著者

米倉実希

米倉実希レイクラウド代表。EWA公認1級エストリビューター。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

8年に渡り現場の第一線で販売心理学や販売オペレーション、流通システムを学び実践。その後、起業・開業に特化したコンサルティング業、文筆業に従事。同時に、電子出版支援業を行いつつ、独自の経験・視点をもとに電子書籍マーケティングを追究している。

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