電子書籍を爆発的に広める方法として「クチコミ」がある。
クチコミが増えれば、購入する人が増え、やがてはあなたのファンも増えるだろう。時に「悪いクチコミ」だったとしても、方法次第では良いこともある。いわゆる「炎上商法」だ。
とにかく、クチコミを起こすことは、すべての電子書籍作家にとって非常に有益なマーケティング手法と言える。そこで、今回は電子出版に応用できる「バズ・マーケティング」を見ていこう。
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電子書籍BUZZマーケティング
今回は、あなたの書いた電子書籍を広める具体的なアイディアとして、「バズ・マーケティング手法」を元に考えてみよう。
ちなみに、本記事のマーケティング手法は、ルネ・ダイ氏が『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載した論文(2001年)を元にしている。
エッジの効いた書籍
エッジの効いた書籍とは「尖っている書籍」と言う意味だ。
議論を巻き起こす書籍を出版すれば、沢山の人の目に触れる機会が増える。勿論、嘘は書いてはいけない。
著名人に協力して貰う
著名人は大きな影響力を与える。あなたは、自分の好きな著名人がお薦めしている本を読んでみたいと思うだろう。それは、世間も同じだ。
あなたに著名人の知り合いがいればその人に頼むのも良いが、出版した書籍の分野に関係する著名人にお願いするのも良いだろう。思った以上に引き受けてくれることがあるので、ぜひ積極的にアプローチをしてみよう。
最良の顧客と反体制派
最良の顧客はありがたいが、反体制派はできれば避けたい所かもしれない。しかし、最良の顧客と反体制派がいれば、自然に議論は巻き起こる。
議論が巻き起これば、本の認知度は高まるだろう。だから、最良の顧客さえいれば、反体制派を排除してはならない。
先行優位性
流行りモノに無理して便乗しても、多くの利益は得られないだろう。自分が渦の中心にいなければ、あなたの書籍とあなた自身を世間に広める事は難しいだろう。
世間の動向を確認して先行優位のポジションを取れるようにすれば、あなたは話題の中心となり、クチコミも増えていくだろう。
仕掛けを作った上で広告を出稿する
現時点で、電子書籍販売に有料広告を使っているインディーズ著者は、ほとんどいないだろう。今後は、間違いなく広告も有益な手段となるはずだ。
ただし広告を出す場合、事前に「クチコミ」を起こすための仕掛けを準備することが必要だ。その上で、広告を打っていけば、クチコミが広がる可能性が一気に向上する。
無限の広がりが起こる「電子書籍BUZZ」を取り入れよう
以上が、「電子書籍BUZZ」の基本的な方法だ。
インターネットには、ソーシャルメディアというクチコミを広めるために最高のメディアがある。
一度、あなたの電子書籍に議論の火がつけば、その後は大きな広がりが見込めるだろう。この視点から見れば「炎上」すらも、オイシイと思えないだろうか。
ぜひあなたも今すぐ、BUZZの仕組みを作り始めてほしい。